現代人はミネラル補給が必要?ミネラルの効果や重要性について

体の調子を整える栄養素として知られるビタミン・ミネラル。なかでもミネラルはさまざまな種類があり、具体的な働きや効果も異なります。そこで今回は、私たちにとってなぜミネラルは重要なのか、特に不足しがちなミネラルの種類を紹介するとともに、ミネラルの主な効果についても解説します。

ミネラルとは

医者

ミネラルとは一言でいえば、カルシウムや鉄、亜鉛といった無機質のことを指します。ただし、無機質は地球上に100種類以上の物質が存在しますが、人間に求められる栄養素としての無機質は以下の16種類です。

  1. カルシウム
  2. 亜鉛
  3. カリウム
  4. ナトリウム
  5. マグネシウム
  6. リン
  7. セレン
  8. クロム
  9. マンガン
  10. モリブデン
  11. ヨウ素
  12. コバルト
  13. 硫黄
  14. 塩素

人間にとって必要な栄養素は「炭水化物」、「たんぱく質」、「脂質」、「ビタミン」、そして「ミネラル」があり、これらは五大栄養素とよばれることもあります。すなわち、ミネラルは私たちの健康を維持するうえで欠かせない存在でもあるのです。

不足しがちなミネラルと過剰摂取に注意すべきミネラル

偏った食生活を送っていると、ミネラルが慢性的に不足したり、反対に特定のミネラルだけが過剰摂取されたりするケースがあります。

不足しがちなミネラルとしては、以下の4つが代表的です。

不足しがちなミネラル

  1. カルシウム
  2. 亜鉛
  3. カリウム

反対に、過剰摂取に注意すべきミネラルとしては以下の4つが挙げられます。

過剰摂取に注意すべきミネラル

  1. ナトリウム
  2. マグネシウム
  3. リン
  4. セレン

ミネラルの効果

女性

五大栄養素のひとつにも数えられるミネラルですが、なぜこれほどまでに重要視されるのでしょうか。上記でも紹介したとおり、ミネラルには16種類もの物質がありますが、それぞれの栄養素によっても効果は異なります。

今回は一例として、特に不足しがちなミネラルとされているカルシウム・鉄・亜鉛・カリウムの効果について解説しましょう。

丈夫な骨を維持する(カルシウム)

カルシウムは丈夫な骨を維持するために不可欠な栄養素です。骨や歯そのものを構成するために重要であることから、特に成長期の子どもにとってはカルシウム不足に注意しなければなりません。

また、カルシウムは血液や筋肉のなかにも含まれており、出血の予防や心臓の収縮作用を助ける働きをすることもわかっています。

血液に十分な酸素を送る(鉄)

鉄分は血液に十分な酸素を送る働きをします。貧血を予防するには鉄分が必要とされていますが、そもそも貧血とは体内に供給される酸素の量が減ることで起こります。特に月経中の女性は多くの鉄分が求められるため、意識的に摂取することが重要です。

体内の酵素を作り出す(亜鉛)

亜鉛は体内に必要な酵素を作り出すうえで不可欠なミネラルです。そもそも酵素とは、新陳代謝や生殖機能などを維持するために必要な物質のこと。十分な亜鉛を摂取することで新陳代謝が活性化し、健康的な体づくりができます。

血圧を調整する(カリウム)

カリウムは体内の塩分量を調節し、浸透圧を一定に保つことで血圧を調整するはたらきをもちます。特に塩分を過剰に摂取すると浸透圧によって血液中の水分が低下していきます。しかし、カリウムを摂取することによって水分が一定に保たれ、血圧の上昇を抑えられるのです。

不足しがちなミネラルは意識的に補給しよう

今回紹介してきたミネラルの効果を簡単に表現するとすれば、体そのものを構成すると同時に、体の機能を維持・調整することといえるでしょう。たんぱく質や脂質なども体づくりのために必要ですが、そればかりではなくミネラルもしっかりと補給しなければなりません。

特に、カルシウム・鉄・亜鉛・カリウムについては不足しやすい傾向があることから、意識的に摂取することを心がけましょう。なお、ミネラルを効率的に摂取できる食品については、「ミネラルが不足しているあなたに知ってほしいミネラルの多い果物10選」の記事でも詳しく解説しているため、ぜひこちらも参考にしてみてください。

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