ティータイムなどに欠かせないスイーツやお菓子。毎日口にするものだからこそ、無添加にこだわりたいと考える方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、家庭でもつくれる無添加のお菓子を5つ紹介します。
1.干し芋
自然な甘みが楽しめ、食物繊維も豊富な干し芋は、さつまいもを蒸した後に皮をむき、天日で乾燥させてつくられます。通常は1週間ほど天日で干すのが一般的ですが、あえて3〜4日程度に短縮することで水分量が調節でき、ねっとりとした食感を楽しむこともできます。
最近では糖度の高い安納芋などからつくられた干し芋も販売されており、無添加のスイーツとして代表的な存在です。
市販でもさまざまな干し芋が販売されていますが、なかには保存料などの食品添加物が使用されているものもあるため、必ず原材料名欄は確認してから購入しましょう。また、ダイエット中の方は砂糖不使用の商品を選ぶことも重要です。
2.ドライフルーツ
りんごやぶどう、マンゴー、オレンジ、パイナップルなど、さまざまなフルーツを乾燥させてつくられるドライフルーツ。保存食として世界各地で食されてきた歴史があることから、保存料など食品添加物を使用していなくてもある程度の期間は保存が可能です。
近年ではドライフルーツ専門店もできるほど人気が高まっていますが、干し芋と同様に自宅でドライフルーツをつくることも可能です。天日で乾燥させるのが一番ですが、より手軽な方法としてはオーブンで焼くのもおすすめ。100℃程度の低温でじっくり加熱していくことで、砂糖不使用・無添加の美味しいドライフルーツが完成します。
3.野菜チップス
定番のじゃがいもはもちろんのこと、れんこんやかぼちゃ、にんじん、オクラなど、さまざまなバリエーションが楽しめる野菜チップス。薄くスライスしてサラダ油で揚げるだけで、無添加の野菜チップスが完成します。
水分量が多い野菜は失敗しやすいため、根菜類を中心に水分量が少ない野菜を選ぶのがおすすめです。
最近ではヘルシー志向の高まりにより、無添加であることはもちろん、油を使用しないノンフライの野菜チップスも人気です。ビタミンやミネラル、食物繊維を効率良く摂取できるお菓子としておすすめです。
4.ミックスナッツ
アーモンドやピーナツ、カシューナッツ、くるみなど、さまざまなナッツがバランス良くミックスされたミックスナッツ。お酒のつまみはもちろん、小腹が空いたときのおやつ代わりとしてもおすすめの食品です。
マグネシウムが豊富に含まれているミックスナッツは、素材の味にこだわるため素材と塩のみのシンプルな原料でつくられているものが多いです。
良質な植物性油脂も含まれていることから、ダイエット中の方も安心して口にできます。
5.ポップコーン
厚い皮でできたポップ種とよばれるトウモロコシを、フライパンなどで炒ることで完成するポップコーン。原料のトウモロコシを購入してくれば、自宅でも簡単につくることができます。
オリーブオイルを多めにフライパンへ入れて熱した後、まずはトウモロコシを1粒だけ入れて加熱具合を確認します。フライパンが十分温まりトウモロコシがはじけそうになってきたら、残りのトウモロコシを入れて火をかけながら蓋をして回します。まもなくフライパンのなかでトウモロコシが弾けるような音が聞こえてくるため、音がしなくなるまでフライパンを回し続けます。
シンプルな塩味はもちろんですが、カレー粉やのり塩、砂糖とバター、水を入れて温めてつくるキャラメルポップコーンもおすすめです。
6.無添加プリン
牛乳、卵、砂糖というシンプルな材料でありながら、自宅でも本格的な味が楽しめる無添加プリン。3つの材料をよく混ぜ合わせたあと、茶こしなどできめ細かい液をつくり、湯煎をしながら固めていきます。弱火で10分程度待つと固まってくるため、その後粗熱をとって冷蔵庫で冷やすと完成します。
最近では市販のプリンでも無添加の商品が増えていますが、自宅で挑戦してみるとコストも抑えられるためおすすめです。